ハニカムスクリーン
プリーツスクリーンのようにプリーツ加工された不織布生地が上下方向に開閉する商品ですが、大きな違いはスクリーン自体がハニカム(中空)構造になっていること。他のスクリーン商品よりも優れた断熱・遮熱性能で、外気温の影響をより少なくします。上からも開閉出来るトップオープンタイプは光を取り入れながら部分的に視線を遮ることが可能です。
生地の種類
- 通常の厚さの生地(ミディアム)
- 遮光タイプ
- シースルータイプ
遮光生地は完全遮光タイプ(真っ暗)になります。
仕様
- 一種類の生地のみ 『シングルタイプ』
- 厚い生地と薄い生地を二種類搭載 『ダブルタイプ』
ハニカム+ハニカムのダブルタイプは海外メーカーでの仕様です。国内のメーカーではレース側の生地がプリーツスクリーン+厚い側の生地がハニカムになります。
操作タイプ
コード式
昇降する際にはスクリーンの重みがコードに直接かかるため、比較的小さいサイズの場合に向いています。
ループコード式
昇降にかかる負荷を軽減しているので、大きなサイズの製品にはこちらがお勧めです。
チェーン式・ワンチェーン式
ループコード式と同じく昇降にかかる負荷を軽減しているので、大きなサイズの製品にはこちらがお勧めです。国内メーカーのみの操作タイプです。
コードレス式
コードやチェーンがなく、本体についているつまみを直接持って昇降するタイプ。お子様の事故も防げます。また取り付ける高さの低い地窓の場合、コードやチェーンが床に垂れ下がらないのでお勧めです。
タッチ式(自動降下)
ループコード式に自動降下機能がついたもの。上げる時の動作はループコードと同じくコードを引き続けますが、下げる時は少し引くだけで自動に降りてきます。
電動式
建築前であれば、窓の横にコンセントを設けてもらうだけで簡単に接続出来ます。延長配線で近くのコンセントへ接続することも可能です。
メーカーによって組み合わせ出来る生地の種類や操作方法が変わります。つけられる窓に一番使いやすいのがどのタイプかを検討して選びましょう。
よくあるご質問
ハニカムスクリーンは断熱性が高いので結露は発生しない?
残念ながらハニカムスクリーンをつけると結露を防止するのではなく逆に結露が起きやすくなる場合があります。窓とスクリーンの間の空間は確かに断熱層の役割を果たし、冬場の寒さをやわらげたり冷暖房効率を上げるのに役立ちますが、完全に密閉された空間ではないため空気中に含まれる水分によって結露を起こします(窓の向きやご自宅の環境によって差があります)。結露防止商品としてハニカムスクリーンをお選びにならないようご注意下さい。