カーペット
近年の日本の住宅ではカーペット敷きの床仕上げも少なくなりましたが、カーペットにはフローリングにはない良さや機能性があります。またフローリングの上にも簡単に置けるので、お子様が小さいうちやご高齢の方のお部屋にもお勧めです。
素材
一般的にはウール・シルクなどの天然素材が高額になりやすい傾向にあります。化学繊維は様々な機能性のほか、豊富な色数・デザインが魅力です。
- ウール(羊毛)
- 綿
- 麻
- シルク
- いぐさ
- 竹・籐
- ナイロン
- アクリル
- ポリプロピレン
- ポリエステル
- レーヨン など
機能性
繊維が元々もっている特性に加え、製造段階で加工される機能性もたくさんあります。用途に応じて選びましょう。
- 保温
- 防音
- 防炎
- 防ダニ・防虫
- 吸湿
- 汚れ防止
- 静電
- 防臭
- 遊び毛防止
- 撥水 など
テクスチャー
同じ素材や製造方法でも、パイル糸の形状や密度、長さ、風合いによってカーペットは様々な見た目に変わります。大きく分けて下記のとおりです。これも用途やテイストなどによってふさわしいものを選びましょう。
- カット(毛足がカットされているもの)
- ループ(毛足がループ状になっているもの)
- カット&ループ(カットとループのミックス)
- フラット(フェルトタイプなど平ら状のもの)
似たようなカーペットでも足で踏んだ時の感触が全く違うことがあります。可能であれば、色やデザインだけでなく素足で踏んだ時の足ざわりや厚みも確認しながら選びましょう。
よくあるご質問
カーペットを敷くとダニが発生するのでは?
過去にそのような話が広がり、それ以降カーペットは「ダニが発生するもの」という悪い印象を持たれてしまうようになりましたが実際はそうではありません。例えばウールのカーペットなどは吸湿性があり、夏は涼しく冬は暖かいなど、様々なメリットをもつ優れた商品です。それ以外にも防ダニ・防虫加工がされた商品や、汚れがつきにくい・落としやすいもの、防音効果に優れたものも。小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭では転倒時も安心です。
お客様の求める機能に合わせて選ばれるとお部屋の快適さもアップします。