こんにちは、マリメロです。
近頃ではかなり普及しているカーテンの「形状記憶加工」ですが
加工の性質上どんな生地にでも出来るわけではありません。
先日お客様にお選び頂いた生地は、本体部分がポリエステルで
刺繍部分がレーヨンという組成のものでした。
形状記憶加工は一定の熱を生地に加える事でウェーブを形付ける
ので、熱に弱いレーヨンがその加工に耐えられるのかが気になりました。
そこで、この生地と同じサンプル生地を加工所でテストして貰う事に。
真ん中から右が何もしていない生地。
左側が形状記憶加工をした生地です。
刺繍部分もじっくり確認してみましたが、加工前と変わらず
綺麗なままでした
これでこの生地は形状記憶加工できる事がわかりました
中には生地の表面がうろこ状に波打ってしまったりするものも
あるそうなのでやはりテストは大事ですね
今回は何事もなくてホッと一安心です